ー店舗デザインをプランニング 設計会社への依頼までの流れー
新店舗をオープンさせることや、集客効果を生むために店舗をリニューアルさせるなら、頼りにすべきは設計会社です。
この記事では店舗のプランニングを請け負う設計会社選びをはじめ、プランニングの流れについて紹介します。ぜひ、情報収集のつもりで読み進めてみてください。
一貫性について
ひと口に店舗といっても業種はさまざまです。
・飲食店(レストラン)
・ショップ(物販店)
・オフィス(事務所)
そのため、クライアントとのコミュニケーションを大事にしなければなりません。設計会社は、求められる要望を想像以上の空間へとつくりあげる力量がなければなりません。
たとえば、外装デザインが良くても、内装のインテリアがお店の雰囲気に合っていなければ良い店舗デザインだったとしても、チグハグ感がいなめないでしょう。
細部にいたるまでこだわり抜いて店舗デザインを完成させるには一貫性が必要です。一貫していれば、来る人を想像しながらインテリアも合わせてデザインできます。そうすると、何度でも来たくなるような居心地の良さを感じてもらえる店舗を作りあげることが可能です。
店舗をプランニングする設計会社は数多くありますが、おすすめは、デザイン設計から施工、アフターサポートまで幅広く対応することができる設計会社です。
依頼までの流れ
メール、又は電話で問い合わせをし、相談可能なのか確認します。その後、依頼までの流れについて簡単にご紹介しておきます。
ヒアリングにて希望や要望を伺う
新店舗、店舗リニューアルにあたっての希望や要望、大まかな予算などをヒアリングします。
現場確認(敷地調査)をして戦略を練る
現場確認し、周辺環境などを調査します。役所関係でインフラ状況や各種法令も調査します。
たとえば、通りに面した店舗であれば、多くの人の目に留まりやすいことが現場確認で分かります。流動客や見込み客の集客面において有利なのかも確認できるでしょう。
周辺環境によっては周りにお店が集中しているケースもあります。その場合、ファサードを工夫して他店との差別化をはかる必要になる…このようなことまでが現場確認で判断できます。
そのため、図面上だけでヒアリングやプランニングが行われないことも知っておきましょう。
特にこの現場確認はプランニングに重要な意味を持ちます。先に伝えたように、出店エリアに類似店や競合店があるならば「戦略」を練ることは必要です。
どういうモノをどのように売っているかなどを調査しておけば、クライアントの強みを活かしたプランニングが可能です。
プレゼンテーションにてデザインのズレを埋める
図面、建築模型、建築パースなどで基本計画のプレゼンテーションを行います。実際のデザインや仕上がりイメージを説明するプレゼンテーション。詳細な図面ではイメージしにくいものが、建築模型や建築パースでは一目で分かるようになります。
周辺の環境や実際の照明効果なども反映しながら、実際の仕上がりとイメージの相違がないようリアリティーにこだわった内容です。クライアントとデザイナーとの認識のズレを埋めることで、より良い店舗作りが叶います。
基本設計〜建築設計監理業務委託契約
提案した基本計画(プランニング)に満足できれば、さらに詳細な打ち合わせを進めるために設計監理業務委託契約を締結します。
ここから先は有料となる流れです。そのため、デザイナーと情報共有するということが何よりも大切だといえます。
おわりに
目的にあった店舗に仕上げるにはプランニング(基本計画)が何より重要です。設計会社の選び方は一貫性に、コミュニケーションの取りやすさもプラスして見ておくと良いでしょう。この記事を参考に理想の店舗づくりを相談してみてはいかがでしょう。
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