完成時の店舗内のイメージにつながる正確な図面作成の重要性
建物の図面には、さまざまな種類の図面があり、20種類ほどあるとされています。
図面は、それぞれ意味を持っています。すがたや形を表しているものや、構造図面は基礎や土台など建物の骨組みが表されているもの。
建物の配管や経路、機器などがまとめられている図面は設備図面といいます。
このように、図面には多くの種類があり、それぞれ必要なことを表現する手段のひとつとされています。
各分野の情報を表現する手段である図面作成
建物をはじめとする構造物を作るとき、図面作成が大切です。
図面作成によって、どのようなものを作りたいかということを具体的に表現することができるからです。
多くの図面がある中、それぞれの図面の表すことは違います。
建物を作るときには、多くの分野が関係してきます。
そのため、それぞれの分野で図面作成が行われ、どのような建物を作るのかということを共有していきます。
店舗の図面作成では、店舗デザインが大切になるでしょう。
このとき、平面図を使って店舗デザインを表します。
店舗デザインに大切なのが平面図の図面作成です。
これには、店舗内の入口、什器などのレイアウト、間仕切りが示されます。
店舗デザインで活用される平面図では、図面内にテーブル、椅子、などの配置場所が細かく指示されます。
縮尺などが決められている中で、什器などの具体的な配置を図面作成することで実際の作業がスムーズに進んでいきます。
店舗デザインで、縮尺を活用した図面作成をすると、什器やテーブルなどのセットを紙などで実際にミニチュアとして表現することができます。図面作成だけでは、スケール感を失いがちです。
しかし、具体的に立体的に表現することでスペースを把握し店舗設計を進めていくことができますね。
未完成のイメージを具体化させてくれる図面
店舗設計の場合、図面作成がまとまっているとデザインがまとまっていることが多いです。
デザインがまとまるというのは、デザインが綺麗な店舗につながるとされています。
また、店舗の図面には、店舗の種類によってさまざまな情報が記されています。
物販店の場合、平面図がしっかりと完成していると商品のレイアウトや通路の幅などを表すことができます。
飲食店の平面図の場合、キッチンの位置、広さ、客席の位置や席数などを表します。
飲食店の場合、完成した平面図などを保健所に提出する必要もあります。
このように、図面はさまざまな場所に届けられ活用されるだけではなく、多くの情報を持っています。
美容院の平面図では待合スペースの広さ、位置、ヘアセットスペースやシャンプースペースの位置、席数が示されます。
美容院の場合も、飲食店同様に保健所に平面図を届ける必要があります。
図面作成をしっかり進めることで、完成前の店舗を知ることができるでしょう。
具体的なデザインだけではなく、テーブルや椅子の数、位置、什器の数や店舗内の通路幅など必要な情報を図面だけで多くの人が共有することができますね。
図面作成では、縮尺などが表されているため、ミニチュアモデルで店舗内を具体的に表現することもできます。
図面作成された平面図だけでは、どうしてもイメージしにくいこともあるでしょう。
このような場合は、ミニチュアモデルを活用することで実際の店舗スペースや配置などを知ることもできるのではないでしょうか。
まとめ
店舗の種類によって什器、テーブル、椅子、調理場など多くのものが必要になります。
未完成の店舗内のイメージをするとき、図面が非常に大切なものとなります。
建物内の縮尺を頼りに、什器などをあらかじめイメージでき、建物完成前に必要なものを用意することができます。
正確な図面作成が、未完成のものを多くの人がイメージすることにつながるのではないでしょうか。
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