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建てる前に将来のこと考えてみませんか?②

高齢者住宅とは?

高齢になり、子供が独立して夫婦二人だけになったときに、

住まいにどんな不都合が生じてくるのかを予想し、高齢になっても快適に、

夫婦仲良く暮らせる家とはどんな家なのかを高齢者住宅では考えてみましょう。

「身体機能が衰えても対応できる住まいとは?」

「生活スタイルの変化は?」

「住まいのどんなところに問題が出てくるのか」

「高齢の夫婦だけの暮らしになっても楽しく快適に生活できる住まいとは?」

こういった点を考慮して、家を建てる時点から注意しておけば、

長く快適に住むことのできる優しい家が出来上がります。

◆機能設備は1階にまとめて

高齢になっても安心・安全に住める家であることは、

自分のことは自分でするという高齢者の自立を支えることになります。

しかし、階段の上り下りは苦になることも。

平屋造りの家が高齢者住宅として適しているいわれる理由は、

キッチンやバスルームなど機能設備が一階にあり、階段の上り下りの必要がない点です。

階段を上り下りすることによる転倒や腰痛などといった家庭内での事故の心配がない点は、

高齢者だけではなく、ハンディキャップや男女ともに優しい住まいと言えます。

◆高齢者住宅では、間取りの考慮を

高齢者住宅では、間取りを考慮することによってヒートショックを防止することもできます。

夜間のトイレ使用を考え、寝室内やその近くの設置が望ましいでしょう。

また、お風呂場は、健康管理の場所であるとともに、

冬場は温度差によるヒートショックに気を付けたい場所です。

洗面所やお風呂場の冬場の温度差が普段生活する場所と

大きく変わらないように配慮した間取りが好ましいといえるでしょう。

◆車椅子が通れる幅

廊下や出入り口の幅も、将来的に手すりをつけたり、車椅子で走行する可能性を考えると、

最初から広めにしておいた方がよいでしょう。

壁の位置を変更するリフォームは、バリアフリー同様、大がかりなリフォームとなってしまうからです。

一般的な木造住宅の廊下有効幅員は80センチ程度ですが、

車イスで走行するために必要な最低幅は有効で85センチ程度と言われています。

玄関から高齢者が主に使う居室まで、高齢者の居室からトイレまでなど、

日常的によく使うと想定される廊下は、最初から大きな間取りや出入り口を想定し取り入れておくといいでしょう。

高齢になっても安心して長く住める住まいは、家を建てる前から考慮しておくことが肝心です!

和歌山県で建築を創るなら髙城浩之建築研究所にご相談下さい。


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