住宅デザインは時代で変化!過去と現在のトレンドを紹介!
住宅デザインは、ファッションのように時代に応じて変化を遂げてきました。
これは、生活スタイルの変化や家族構成の変化といった変化に応じて変わってきたといえるでしょう。
今回は、住宅デザインの変化というテーマで従来の住宅デザインと現在のトレンドについて解説します。
この記事を読めば、住宅デザインの変化が分かるはずです。
これまでの住宅デザインの変化について
住宅デザインといっても中世や明治期のデザインではなく、
ここでは戦後以降の変化について解説していきましょう。
まず、1940年代は戦争による破壊によって深刻な住宅不足となっており、
住宅の大量生産を目指してプレハブ住宅が生まれました。
当時は平屋がメインであり、同じデザインの住宅が立ち並ぶといった光景もあったようです。
その後70年代になると、子ども部屋の存在が大きく取り上げられるようになり、
2階建ての住宅デザインが主流になりました。
80年代は、洋風デザインのシフトが大きな変化となり、
和室が中心だったデザインが徐々に洋室デザインに移行していきます。
90年代は、より本格的な洋風デザインが追及され、
アーリーアメリカンスタイルやブリティッシュスタイルといった
レトロなアメリカンや保守的なイギリスのデザインが導入されました。
2000年代に入ると南欧スタイルや北欧スタイルといった米英以外のスタイルが主流になります。
2010年代は、欧州デザインを中心に多様性を見せつつも、
環境に配慮されたデザインがトレンドになっていきます。
住宅デザインの現在のトレンドを知る
2020年代に入った現在のトレンドは持続可能な建材を生かしたスタイルです。
例えば、地元のブランド木材を使用した家や古民家の廃材を生かした家、
ZEH住宅(ゼッチ住宅、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)が主流になろうとしています。
ZEH住宅とは、家のエネルギー収支をゼロ以下にする住まいです。
具体的には、太陽光発電で蓄電を行い、
そのエネルギーで電化製品や空調、給湯などのエネルギーを確保する住宅です。
高断熱窓によって、室温を一定に保つこともできるようになります。
これまではデザインが主流でしたが、現在は機能の向上にシフトしていく流れになりつつあります。
まとめ
住宅デザインは、時代に応じて変化をしてきました。
ただ、言えることは、より住みやすい家への追及という面で共通していることです。
環境、ライフスタイル、家族といった視点から、住宅もどんどん進化しており、
これからも住宅デザインは変化していくことでしょう。
従来の住宅デザインであってもリフォームによって大きく現代風にすることも可能ですから、
そういったことを検討してみるのもおすすめです。
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