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ー住宅のセキュリティ入門 今日からできる防犯対策の基本ー

住宅のセキュリティは「何かあってから」ではなく、「何も起きない状態を作る」ための工夫です。特別な設備がなくても、侵入されにくい環境づくりと日々の習慣で防犯力は上げられます。ポイントは、侵入者が嫌がる条件を重ねることです。時間がかかる、目立つ、音が出る、記録が残る、近所に気づかれる。これらがそろうほど狙われにくくなります。この記事では、初心者でも分かるように、住宅のセキュリティを「考え方」「設備」「運用」の順でまとめます。

まず押さえるべき住宅セキュリティの考え方

防犯を考えるときは「どこから入られるか」と「見られて困るものは何か」を整理するとスムーズです。空き巣は正面玄関よりも、死角になりやすい窓や勝手口を狙うことが多いと言われています。戸建てなら敷地に入りやすい裏側、集合住宅なら共用部から見えにくい通路側やベランダ側が要注意です。また、侵入を防ぐだけでなく、被害を最小限にする視点も大切です。現金や通帳、鍵などの管理を見直すと、万一のときもダメージを減らせます。

狙われやすい家の共通点

狙われやすい家には、侵入者にとって都合のいい条件が重なっています。例えば、夜でも暗い場所がある、植木や塀が高くて外から見えない、留守が分かりやすい、窓の鍵が簡単に破れそう、などです。逆に、外から人の気配が感じられる家、照明が明るい家、近所の目が届く家は避けられやすくなります。まずは家の周りを一周して、死角と侵入口を見つけてみましょう。

防犯は「抑止・検知・記録」の3点セット

住宅のセキュリティは、抑止(侵入する気をなくす)、検知(侵入をすぐ気づく)、記録(証拠を残す)の3つで考えると選びやすいです。抑止は照明や見える場所の防犯カメラ、検知は開閉センサーや人感センサーライト、記録は録画機能やクラウド保存などが代表例です。全部を完璧にする必要はなく、弱い部分から一つずつ足すのが現実的です。

設備で強くする住宅のセキュリティ

ここからは具体的な対策です。高額な機器を買う前に、まずは「窓」と「玄関」を固めるのが効率的です。侵入は短時間で終わるほど成功しやすいので、突破に時間がかかる状態を作るだけで抑止力になります。次に、周囲に気づかれやすい仕掛けを足していくと、安心感がぐっと上がります。賃貸の場合でも、原状回復できる範囲で取り入れられるものは多いです。

窓と玄関の基本強化

窓は補助錠を付けるだけでも難易度が上がります。クレセント錠だけだと破られやすい場合があるため、二重ロックの状態を作るのがポイントです。防犯フィルムはガラス破りへの対策になりますが、貼り方で効果が変わるため、品質と施工方法は要確認です。玄関はピッキングに強い鍵か、サムターン回し対策があるかをチェックしましょう。ドアスコープやドアチェーンも、古いタイプなら交換で安全性が上がります。

照明・カメラ・センサーの組み合わせ

人感センサーライトはコスパが高く、設置もしやすい対策です。暗い場所をなくすだけで、侵入者は嫌がります。防犯カメラは「あること自体」が抑止になり、録画が残ることで記録にもなります。最近はスマホ通知やクラウド保存ができるタイプもあり、留守でも確認できます。さらに開閉センサーを窓や勝手口に付けると、異常をすぐ検知できます。おすすめは、ライトで目立たせて、センサーで気づき、カメラで残す流れを作ることです。
・裏側の通路や庭に人感ライトを設置
・死角になりやすい窓に補助錠を追加
・玄関は録画できるドアホンで対応
・カメラは「見える位置」と「侵入口近く」を意識

運用と習慣で差がつく防犯のコツ

設備を入れても、使い方が甘いと効果が落ちます。防犯は日々の習慣で完成度が上がる分野です。鍵のかけ忘れを減らす、留守を悟られない、合鍵を増やしすぎない。こうした基本ができるだけで、侵入リスクは下がります。また、家族でルールを共有しておくと「誰かがやっているはず」を防げます。小さな不安があるときは、警察や自治体の防犯相談、地域の防犯活動も頼りになります。

留守に見せない工夫

ポストがあふれる、夜が真っ暗、洗濯物が同じ時間帯だけ出る、といったパターンは留守のヒントになります。タイマー付き照明で在宅の雰囲気を出したり、郵便の一時停止や宅配ボックスを活用したりすると安心です。SNSに旅行中と分かる投稿をしない、撮影した写真は帰宅後に載せるなど、情報面の対策も意外と重要です。

家族で決めたいルールとチェックリスト

最後に、家庭内で決めておくと防犯力が上がるルールをまとめます。毎日の負担にならない形にすると続きます。
・外出時は「玄関+窓」を声に出して確認
・合鍵の保管場所を固定し、増やしすぎない
・インターホンは必ず確認してから対応
・長期不在は近所や管理会社に一言共有
・カメラやセンサーの通知設定を定期的に確認
住宅のセキュリティは、やりすぎるより「抜けをなくす」ことが大切です。まずは侵入口になりやすい窓と玄関から整え、次にライト・センサー・カメラで重ねる。最後に習慣で固める。この順番で進めれば、無理なく防犯レベルを上げられます。

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