ライフスタイルにあった間取りを手に入れよう!
◆35坪の家の間取りと40坪の間取り
一般的な住宅の広さは35~40坪ですが、「35坪ってかなり狭いのでは?」と思う人もいるでしょう。
たしかに、35坪というとやや狭いイメージを持ってしまいますが、それでも快適に生活できないわけではありません。
工夫次第で、なんと4LDKの間取りを実現することも可能なのです。
4LDKといえば、リビングにダイニング、キッチンに加えてさらに4つの居室を備えた間取りです。
これだけの空間があれば、35坪でも十分に家族で住めるでしょう。
ただし、狭い坪数では生活する時間の長い居室をできるだけ広く取る傾向があるため、
リビングやキッチン、ランドリースペースや寝室などが狭くなる可能性もあります。
圧迫感が嫌だったり、ゆったりとした広さが欲しかったりする場合は、
無理をせず3LDKの間取りを計画したほうが現実的です。
40坪の住宅の場合、35坪と5坪しか変わりませんが、畳数で見ると約10畳の違いに相当します。
10畳というと1部屋分を補うほどの広さになるため、4LDKの間取りでも無理なく実現できます。
どうしても4LDKの間取りにしたい場合は、40坪の住宅を建てたほうがよいでしょう。
もちろん、4LDKではなく3LDKや2LDKにすることも可能です。
居室数を少なくすると1部屋あたりのスペースがかなり広くなるため、
世帯人数が少ない場合や開放的な住宅にしたい場合には最適です。
◆家族の暮らしに合った広さを選ぼう!
新しい住宅の広さや間取りを考えていると、夢が膨らんでワクワクするという人も多いですよね。
しかし、勢いに任せてとにかく広い家にしたり、建築費を節約しようと狭い家にしたりするのは危険です。
実際に住んでみると思わぬ不満を感じるケースもあるため、
「家族の暮らしに合った広さ」という点を冷静に考えることが大切です。
35~40坪が平均的な住宅の広さではありますが、必ずこの範囲で住宅を建てなければならないわけではありません。
この広さはあくまでも目安であり、その空間で生活する人々が快適に暮らせるかどうかが一番重要なポイントになります。
もし、「狭い方が落ち着くから35坪も必要ない」「将来的に家族を増やしたいから40坪では物足りない」などという場合は、
自分や家族が必要とする広さを注文住宅で実現しましょう。
注文住宅なら、自分の好みにあわせてさまざまな間取りや広さにすることができます。
便利な動線にしたり、個性的な住宅にしたりするのも自由自在なので、家づくりの幅がぐっと広がるでしょう。
ただ、どれくらいの広さの住宅を建てられるのかは、建築する地域や建築費の予算などによっても異なります。
特に、地方に住むか都市部に住むかで大きく変わってくるでしょう。
まずは住みたい地域と予算を決め、その中で家族の暮らしに必要な広さを考えていくのがポイントです!
入居後の生活を具体的にイメージしながら計画的に家づくりを進めていけば、自然と必要な広さもわかってくるでしょう。
和歌山県で建築を創るなら髙城浩之建築研究所にご相談下さい。
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