飲食店のリフォームのポイント!
飲食店を何年も営業していると、設備が古くなってきたり、改善したくなったりする場合もありますよね。
ですが、「そろそろリフォームが必要かも?」と思っても、
どうしたら良いのかわからなかったり、費用が気になってなかなか進められないこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は飲食店内装のリフォームについて、タイミングやポイント、費用の目安などをご紹介します。
▶︎リフォームのタイミングはいつ?
リフォームをする際に大切なのは、タイミングを見極めることです。
「厨房の設備が古くなったから取り替えよう」と考えることがあっても、踏み切るまでに時間がかかると、
故障などして切羽詰まり、対症療法的なリフォームになりかねません。
日々の業務を見直す中で気になるところや直したいところがあれば、その都度考えるようにしてみましょう。
たとえば、店舗のイメージを変えたいとき、厨房設備の使い勝手が気になるとき、
導線の整理をして作業を効率化したいときなどがあれば、
具体的にどのようにリフォームをしたほうが良いかを検討し、早めに対応するのが望ましいといえます。
▶︎リフォームする際のポイント
実際にリフォームを行う際には、どのようなことを検討しながら行えばよいのでしょうか。
具体的なポイントを押さえていきましょう。
・レイアウト
「待たせない客席レイアウト」は非常に重要です。
これまでの年齢層や来客数もチェックし、
個人用の席を増やす、カップル席を増やす、など客席のレイアウトを変更しましょう。
また、営業を続ける上で「ここを少し動かしたらもっと作業が効率化できる」という作業導線に注目。
清掃などメンテナンスのしやすさもポイントです。
・厨房設備
リフォームで一番費用が必要となるのが厨房です。
厨房設備の変更にあたっては、費用対効果を良くするために、メニューや作業導線の見直しはかかせません。
清掃などの必要なメンテナンスの見直しも「長持ちする厨房づくり」に重要といえます。
・店内設備
リピーターを増やすためには、「居心地のよい店内空間」を作ることが大切です。
顧客の目線で店内設備を見直しましょう。
椅子の座面やテーブルクロス、壁紙など、細かいところまで観察すること。
清潔感や統一感もポイントです。
また、空調設備は居心地に直結するので、季節が変わる前のチェックを怠らず、早め早めの対応を。
▶︎予算検討の際に気を付けたいこと
現状からどの程度手を加えるかによって、費用の目安は異なります。
元々の設備に手を加えない場合は、そこまで多額の費用にはならないでしょう。
また、予算組みで気を付けなければならないのが、ローンを組めるかどうかです。
一般的にリフォーム工事ではローンが組めません。
あらかじめ予算を決め、工務店に相談する際にはっきりと予算を提示し、
できること・できないことを明らかにしましょう。
リフォームの費用対効果を高めるためには、
まず通常業務の見直しをした上で、その目的をはっきりとさせることがポイントです。
上記をぜひ参考にしてみてください。
和歌山県で建築を創るなら髙城浩之建築研究所にご相談下さい。
事務所名:髙城浩之建築研究所
住所:〒641-0054 和歌山県和歌山市塩屋6丁目3-25
TEL:073-445-6340
FAX:073-445-6396
定休日:日曜、祝日、第2.4土曜 ※打ち合わせはいつでも可
《 業務内容 》
建築:企画・設計及び工事監理業務、店舗:企画・設計及び工事監理業務、住宅・店舗デザイン(企画・設計)及び、工事監理業務、グラフィックデザイン(ロゴ・販促ツール)