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ー住宅の耐震対策で家族を守るために今できることー

地震が多い日本では、住まいの耐震性が安心の土台になります。新築でも中古でも、ポイントを押さえれば無理なく備えられます。ここでは初心者の方でも分かるように、耐震対策の考え方と具体策、進め方をまとめます。まずは「できることから一つずつ」で十分です。

まず知っておきたい耐震の基本

耐震対策は「建物が揺れに耐える力を高めること」と「倒れたり壊れたりしにくい状態をつくること」が中心です。難しく感じますが、建物の年式や構造、弱点を知るところから始めれば大丈夫です。最初は不安を減らすための情報整理だと思ってください。

耐震・制震・免震の違い

耐震は柱や壁を強くして揺れに踏ん張る方法です。制震はダンパーなどで揺れを吸収し、建物へのダメージを抑えます。免震は建物と地面の間で揺れを逃がし、室内の揺れを小さくします。一般の住宅では耐震補強が基本で、条件が合えば制震部材を組み合わせると効果的です。どれが正解というより、立地や予算、求める安心感で選ぶイメージです。

築年数と基準を確認する

特に確認したいのは建築時期です。古い基準で建てられた住宅は、壁の量やバランス、接合部の金物が不足している場合があります。図面や確認済証、検査済証があれば手掛かりになりますし、分からない場合でも専門家の診断で判断できます。増改築が多い家は、部分ごとに強さが違うこともあるため注意が必要です。

今すぐできる耐震対策と優先順位

大がかりな工事の前に、被害を小さくする「室内対策」を進めるだけでも安心感が変わります。次に、建物の弱点を見える化して、費用対効果の高い補強から着手するのがコツです。やることを絞るほど続きやすくなります。家族で「どこに逃げるか」「何を持つか」も合わせて決めておくと、行動が速くなります。

室内の転倒・落下を防ぐ

まずは家具の固定です。タンスや食器棚は突っ張り棒だけでなく、L字金具やベルトで壁や柱に留めます。テレビは耐震ジェルやベルトで固定し、ガラス面には飛散防止フィルムを貼ると安心です。寝室は特に重要なので、背の高い家具を置かない配置に変えるだけでもリスクが下がります。
・背の高い家具は入口側に置かない
・避難動線に物を置かない
・非常灯と靴を枕元に用意する

建物の弱点を減らす小さな工夫

雨漏りやシロアリ被害は耐震性を下げる原因になります。床がふわつく、壁に大きなひびがある、建具が急に引っかかるなどの変化があれば放置しないことが大切です。また、屋根を軽くする工事や、外壁の補修と同時に金物を追加するなど、リフォームとセットで進めると負担を抑えやすくなります。点検は年に一度でもよいので、写真を撮って変化を残しておくと判断しやすいです。

耐震診断から補強工事までの進め方

耐震対策は「現状把握→計画→実施→点検」の流れで考えると迷いません。焦って工事を決めるより、診断で優先順位を作ってから動くほうが、納得できる内容になりやすいです。補助制度が使える地域もあるため、情報収集も同時に進めましょう。手続きは期限があることも多いので、早めに自治体窓口を確認すると安心です。

耐震診断で分かること

診断では、壁の配置バランス、基礎の状態、柱や梁のつなぎ方などを確認します。結果は点数や評価で示され、どこを補強すべきかが具体的になります。診断の段階で要望や予算感を伝えると、過剰な提案を避けやすくなります。図面がなくても現地調査で対応できる場合があります。診断結果を受け取ったら、補強案の根拠と工事範囲を必ず説明してもらいましょう。

工事内容と業者選びのポイント

代表的な補強は、耐力壁の追加、筋交いの補強、金物の取り付け、基礎の補修などです。見積もりは一社だけで決めず、内容と範囲をそろえて比較します。説明が分かりやすいか、工事中の生活への配慮があるか、アフター点検の有無も確認しましょう。最後に、室内対策とセットで続けることで、地震への備えがぐっと現実的になります。小さな改善を積み重ねるほど、家の安心感は確実に上がっていきます。

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