家づくりに多い後悔⑴
たいていの人は家づくりの初心者ですから、
家ができた後で「ああしておけばよかった」「こうしておけばよかった」という後悔をほとんどの人がしてしまいます。
一生に一度の家づくり、後悔しないために、家を建てた人の「こうしておけばよかった」と、
それを予防するためのアドバイスをご紹介していきますね。
家づくりに多い後悔その1・配置に配慮が欠けていた!
見たくない、見せたくないものが見えてしまう
▷開放的なキッチンにしたら、来客時に散らかった水回りが丸見えだった
▷寝室と隣家のリビングが近く、夜眠れない
▷ワンルーム形式のLDKが開放的すぎて、来客があると子どもが寄りつかないし、
軽食もとれないので、ダイニングとリビングの間に間仕切りをつけたい
「視線の問題」予防のアドバイス
来客時のことも含めて、生活のあらゆる局面を想像してみましょう。
いくら理想の間取りを追求したいからといって、お隣とギクシャクするわけにもいきません。
後から建てるほうが考慮すべきことですから、隣家の窓の位置や高さなどはよく把握して、
ずらす工夫をしたほうがいいでしょう。
家事動線が悪くて不便!
▷対面キッチンにしたが、無駄に歩く距離が長くて疲れる
▷洗濯物干し場を2階のベランダにしてしまったので、濡れて重い洗濯物を2階に運ぶのが大変
▷洗濯室・キッチン・家事室・物干し場の順に部屋を配置したら、洗濯物を抱えて何度も移動するはめに
▷ウォークインクロゼットの奥に夫の書斎を作ったが、収納内部が通り道になってしまって不便
「家事動線の問題」予防のアドバイス
家事同線の問題で多いのはキッチンと洗濯関係の後悔です。
動線はコンパクトにするのが基本。アイランドキッチンや対面キッチンの人気がありますが、
「冷蔵庫」「下ごしらえ」「煮炊き」が数歩で完結するのが理想的な家事同線です。
調理の動きが小さな三角形で完結する「コの字型」のキッチンも検討してみましょう。
洗濯に関しては、洗濯機置き場、ランドリールーム、
ウォークインクローゼットなどを一体的に配置するような間取りも考えられます。
動線が最小になり、衣類も一括管理できるので各部屋に設ける収納スペースも最小限にできるかもしれません。
水まわりの音が気になる!
▷トイレが夫婦の寝室の隣なので、来客が夜間におちおち用を足せない。
リビングやダイニングなど、どの部屋からでも気兼ねなく出入りできるスペースの傍に配置しておけばよかった
▷リビングの真横にトイレをつくってしまい、水音が来客や家族に聞こえて恥ずかしい
▷玄関に面してトイレをつくったせいで、玄関で来客応対中に音が聞こえる
▷寝室の隣にトイレがあるので、排水音やドアの開閉の音が響いて気になる
「水まわりの問題」予防のアドバイス
特に来客に対してはトイレの排水音やトイレットペーパーの音が気になりますね。
トイレのドアは換気のためにアンダーカット(下があいていいる)になっていることが多いので、
余計に音もれが気になることになります。トイレの位置はリビングなどから近すぎず遠すぎず、
間にワンクッションをはさむといいでしょう。
和歌山県で建築を創るなら髙城浩之建築研究所にご相談下さい。
事務所名:髙城浩之建築研究所
住所:〒641-0054 和歌山県和歌山市塩屋6丁目3-25
TEL:073-445-6340
FAX:073-445-6396
定休日:日曜、祝日、第2.4土曜 ※打ち合わせはいつでも可
《 業務内容 》
建築:企画・設計及び工事監理業務、店舗:企画・設計及び工事監理業務、住宅・店舗デザイン(企画・設計)及び、工事監理業務、グラフィックデザイン(ロゴ・販促ツール)