住宅デザイン 3つの外構スタイルをチェックしてみよう!
「おしゃれな家に住みたい!」そうした希望から住宅デザインを考えることもあります。しかし、多くの場合外観デザインより内装デザインにチカラが入るようです。
しかし、表向き(外観)がその住宅の顔になり、その住宅に住む人の印象まで左右します。そこで今回は、3つの外構スタイルについてご紹介します。
外構工事について
外構はエクステリアともよばれ、門や駐車スペース、庭、玄関などのことをいいます。
エクステリアは機能面に優れています。デザイン面よりまずは機能面をチェックしてみましょう。
・カーポートを設置
雨に濡れずに車の乗り降りが可能になります。
・門扉・フェンスを設置
敷地をクローズすることが可能になり、外からの視線を隠せる目隠しフェンスなら防犯面に優れています。
・外灯を設置
防犯面や夜間のアプローチを歩く際、安全面に配慮できます。
・ウッドデッキを設置
庭つき住宅なら、庭に出るキッカケにつながります。
このように機能面を高めるために外構工事を行うのもあり。
ただし、長い間暮らし続けるだけに、機能面だけ高めたとして、毎日目にするたびに物足りなさを感じることも…。
例えば、住宅外観と外構の雰囲気を合わせてデザインすることで、住宅外観がより引き立ちます。住宅の外構工事に追加100万円かけて機能面を高めたとしても、見た目はそれほど変わりません。
その100万円を外構デザインにかけた場合、住宅の雰囲気が一気に変わります。
ただし、エクステリア用品を並べるのではなく、その住宅に合わせて外構をデザインすることで付加価値をアップグレードできるので覚えておきましょう。魅せる空間をつくるためには住宅デザインを手掛けるプロに依頼することをおすすめします。
3つのスタイル
住宅の外構には大きく分けて3つのスタイルがあります。
・オープン
・セミクローズ
・クローズ
では、それぞれのスタイルについて見てみましょう。
オープンスタイル
囲いをなくし、空間を広く使うスタイルです。外構工事の予算を抑えたり、狭小地におすすめ。玄関までのアプローチにソーラーライトを配したり、石畳模様に仕上げたりと、とびっきりハイセンスなデザインで魅了できます。
ただし、防犯面に不安が残りますから、防犯における対策を付帯した工事を行いましょう。
セミクローズスタイル
オープンとクローズスタイルの良いとこ取りです。門扉はいらないけど、門袖壁で空間をクローズにしたいなど、適度にプライバシーに配慮できます。
多くの新築住宅がこのスタイルです。子どもを庭で遊ばせたいけれど、道路からの通行人の視線が気になる…。そのような場合には、フェンスや柵、植栽などで適度に視線を遮ることが可能です。
クローズスタイル
壁やフェンス、門扉や門柱などで空間を仕切り、プライバシーと防犯面に配慮したスタイルです。高級感溢れますが、重厚感で人を寄せ付け難いスタイルです。
エクステリア・ガーデンを設えたとしても、外から「きれいですね」と声をかけられることもないので、シンプルな暮らしに適しています。また、クローズスタイルは不審者が侵入しても外から見られないため、オープンスタイルと同様、防犯はしっかり行いましょう。
外構工事ではオープンスタイルがもっとも費用がかからず、クローズスタイルに費用がかかるため、お財布とも相談しながら計画を立てましょう。
おわりに
住宅外構についてご紹介しました。機能面も大事ですが、せっかく庭付き一戸建て住宅を購入するなら庭やアプローチを魅せたり、草花を見てもらえる、そのような外構デザインを意識してみると暮らしも楽しめると思いますよ。
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