店舗のデザインを考える前に
頭の中で描く理想は、自分が憧れた、
雑誌で見たあのお店のデザインだったりするのではないでしょうか。
しかし、厳しい現実が立ちはだかっているのも事実となります。
今回は美容室や飲食店、アパレル等問わず、
店舗デザインを考える前に知っておきたい事についてご紹介します。
『バランス』が最も重要
店舗のデザインや内装というのはファッションやアートとは異なり、
ただ見た目がオシャレなだけではお店は成り立ちません!
レイアウト、導線、設備、機能、耐久性などの様々な諸条件を全てクリアする必要があります。
これらはどれも欠かすことが出来ない必要条件です。
それらの条件をバランス良く設計し、構築することが重要となります。
機能とデザインはバランスが大切
見た目が美しくても機能が考えられていなければ、ただのオブジェとなってしまいます!
機能とデザインとは常にバランスがとれていることが大切です。
オシャレなファサードにしたい、デザインが新進気鋭の美容室にしたい、そういう気持ちは充分にわかりますが、
同時にお客様の入りやすさや居心地という機能性も考えることが大切となります。
そうすることで、そのデザインは100%の価値を発揮することが可能です。
このように機能性やデザインなど、全ての条件がクリアになり、
バランスがとれなければ良いお店にすることは難しいです。
この最終的なバランスを導き出すには時間も労力も非常に掛かりますが、
それにとことん付き合ってくれる内装会社を探しましょう。
デザインだけでなく機能性や導線、使いやすさを考える
空間デザイン[内装デザイナー]とは、
ファッションデザイナーが商品を市場に発信して、そこから初めて需要を産み出すという流れとは違い、
お客様の需要があって初めてスタートする仕事となります。
即ち、お客様の考えや思いを内装デザイナーが理解して、
同時に予算や立地、時代の流れなどの様々なベース条件も考慮しながら、
質の高いデザインと機能性で、全体をまとめ上げていくものなのです。
このポイントを無視し、デザインだけが一人歩きした様な提案では、
必ずどこかに不備が出てきてしまいオープンしてから大変なことになってしまうことも。
コンセプトや物語は必要
機能性、美しさ、コンセプト、どれも人気店を作るのに欠かせない要素となります。
大量生産・統一規格の時代が過ぎ去り、
コンセプトやデザインを重視する『感性の時代』が日本にもようやく来たと言えます。
お客様にこれまで以上にお店のファンになってもらうために一番大切なのはコンセプトです!
何を、誰に売るのかはもちろんの事、客単価、ターゲット、立地、初期費用に至るまで、
全ての要素を決定する基軸になるのが店舗コンセプトなのです。
まずは自分の理想のお店はどんなイメージか、どんな商品を売り、どんなお店として認知されたいのか、
また、どんなお客様に来て頂きたいかという全体をイメージしましょう。
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