店舗の雰囲気を決める要素
和風、洋風、北欧風、モダン、カジュアル、古民家風、シンプル、ナチュラルといった内装デザインのスタイル以外にも
「素材」「形」「色」「光」といった要素が店舗の雰囲気に大きく影響します。
▶︎素材
木や石、プラスチック、布、ガラス、タイル等様々な素材があります。
ナチュラルスタイルが希望の場合は木、珪藻土、木綿や麻などの天然繊維の布、革、石など天然素材を中心に使います。
素材には自然素材と人工素材がありますが、見た目や印象が異なります。
特に手で触って直接感じられる質感は記憶に残りやすいので、要所で天然素材を使いましょう。
反対に人工素材の方が施工性に優れメンテナンスしやすいという利点があります。
▶︎形
直線と曲線、線と面など様々な形があります。
直線が多いとクールなイメージ、曲線が多いと柔らかいイメージになります。
ナチュラルスタイルの場合は柔らかい曲線や、強すぎない直線を使います。
▶︎色
希望のスタイルに合った色を選びます。
カラーコーディネートでは色の配分を
「ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%」
を目安にするとうまく色のバランスを取ることができます。
・ベースカラー 70%
床・壁・天井など広い面積の場所に使われる色でインテリア全体の印象の基礎となる色。
・メインカラー 25%
カーテンやソファ、家具、ドアに使われる色です。
部屋の主役になる色なので、ベースカラーとの調和や色調も考慮しましょう。
・アクセントカラー 5%
クッションや雑貨などにピンポイントに使うことで色にメリハリをつけ、メインカラーを引き立てることができます。
ナチュラルスタイルでは茶色や緑などを使いますが、
茶色でも明るさや鮮やかさによって印象が変わりますので、どの様な色があるのかを見てみましょう。
▶︎光
明るい空間と暗い空間では雰囲気が全く違ってきます。
また、光の使い方次第で部屋を広く見せたり天井を高く見せたりできます。
その逆もありますので、内装デザイナーに相談しましょう。
ホールと厨房のレイアウト
例えば飲食店だと大きな厨房が必要なので
厨房の見せ方とレイアウトが内装デザインに大きく影響します。
落ち着いた雰囲気を出したいのであれば、メタリック感のある厨房機器は目につかないようにします。
逆に元気な雰囲気を出したいならあえてお客さんから見えるようにするのもいいでしょう。
また、「客席数・提供する料理の種類」や「厨房を何人で回すのか、どの様な厨房機材を使うのか」
などによってサイズ感やレイアウトが変わってきますので事前に確認しておきましょう!
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