家づくりに多い後悔⑶
たいていの人は家づくりの初心者ですから、
家ができた後で「ああしておけばよかった」「こうしておけばよかった」という後悔をほとんどの人がしてしまいます。
中でもよく聞かれるのは、間取りに関する失敗談です。
なぜそんな失敗をしてしまうかというと、間取り図だけからは気づかないことが多いからです。
たとえば、新居を訪れる人の目線や、家の中に持ち込まれる物の重さ、
自分たち家族の成長といった要素は、間取り図には書いてありません。
実際に住みはじめてみて、初めて気づくことが非常に多いのです。
でも、そんな後悔の声を熟知している工務店の知恵を活かせば、失敗をせずに済むことができるかもしれません。
家づくりの過程で、お施主さんの要望から間取り図を作り、何度も何度も打ち合わせを重ねて、
「思っていたのと違った」というものにならないいように、豊富な経験を活かしながら、
細かい部分まで熟考を繰り返して完成させていきます。
何百棟もの家を建てているからこそ、的確なアドバイスをできるのです。
この記事では、一生に一度の家づくり、後悔しないために、
家を建てた人の「こうしておけばよかった」と、それを予防するためのアドバイスをご紹介していきますね。
家づくりに多い後悔その3・開口部をよく考えなかった
窓の位置が問題!
▶︎リビングの窓の位置が隣家の玄関の真正面。開閉に気を使う
▶︎トイレやバスルームの窓が隣家のリビングに近く、開けられない
▶︎大きい窓をたくさんつけたら、壁が少なくなってテレビが置けなくなった
「窓の位置の問題」予防のアドバイス
採光ばかりを気にしすぎると、間取りの失敗ランキングで必ず入る「隣家との視線」や
防犯面の問題が起こってしまうことがあります。
リビングでは、大きな掃き出し窓以外に、ダイニング用の最高が必要になります。
簡単に人が届いたりのぞけるような高さに窓を作らない、曇りガラスやミラーグラスを使って、
中の様子がわかりにくい防犯対策を心がける
風通しが悪い、寒い!
▶︎吹き抜けで暖房・冷房の効率が悪い
▶︎1階のLDKを間仕切りのない大空間にしたら、冷暖房費が意外とかかるため、1人の時は我慢している
▶︎玄関の風通しが悪く臭気とカビが発生した
「風通しの問題」予防のアドバイス
「湿気がこもる」「空気の流れが悪い」「洗濯物が乾きにくい」「夏に暑い」などのデメリットに結び付く風通しの問題。
日当たりがよくても風通しが悪ければ居心地はよくありません。
でも、窓をたくさん設置するだけでなく、室内の空気を循環させる換気の方法についても知ることが大切です。
また、吹き抜けにあこがれる人も多いのですが、後悔するケースも多いので、
実際に吹き抜けにしている家を訪問してみたり、
吹き抜けの施工例が多い工務店に相談して実物を見てから決めましょう。
和歌山県で建築を創るなら髙城浩之建築研究所にご相談下さい。
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