ー住宅内装 イメージをカタチにするために必要なことを紹介ー
住宅の内装デザインは、空間全体のバランスを考えながら選定していくことが大切です。
インターネットで情報収集する際、おしゃれな内装を採用した注文住宅の事例集などをチェックする方も多いです。
その事例紹介にて「良い物」を取り入れることも良いのですが、まとまるかどうか、統一感も考慮しなければなりません。
また、手で触れることもあるため素材にこだわることもおしゃれな内装ではポイントになります。
モダン、シンプル、和風テイストなど、理想を明確にして住宅内装を考えていきましょう。では、詳しく紹介していきます。
素材選びについて
注文住宅では内装材、設備の色やデザインについて打合せを行います。
そのため、ある程度依頼主も内容を理解しておかなければ、スムーズに打合せが進みません。
ここで理解を深めていきましょう。
壁や天井
住宅内装の空間。そのほとんどを占める壁や天井は、ベースとなる素材を選びます。
空間全体の雰囲気に合う壁紙、漆喰、板張り、タイルなどの素材があります。
新築時の内装はシンプルに仕上げることでインテリア家具や最新設備などが活きてきます。
そのため、ベースには明るい印象を与えるホワイトやベージュ系のカラーを選ばれることも多いです。
床
無垢など天然木を使った床材(フローリング)や、木目調シート材などから選定します。
住宅で使用頻度の高い水回りには汚れにくいタイルやクッションフロアが採用されています。
同じ無垢材でも樹種(ナラ、オークなど)の違い、タイルは色やデザインのバリエーションがあります。
建具
部屋や空間を仕切るドアや収納扉、サッシや玄関ドアなどを選定します。
住宅メーカーによってさまざまなデザイン、色があり、取手の素材やデザインなども選ぶことができます。
加えて、造作も可能です。
住宅設備
具体的には、キッチン、浴室、洗面台、トイレなどです。メーカーによってデザインが異なるため、ショールームで確認しましょう。
照明
住宅の内装デザインがイメージとやや違った…という失敗例としては、照明にまでこだわらなかったことも原因になります。
光色が暖かいものや、シャンデリアやシーリングライトなど器具のデザインによって内装のイメージは大きく印象が変わることを覚えておきましょう。
・シーリングライト
・ダウンライト
・ブラケットライト
・ペンダントライト
また、壁や天井に向けて柔らかな光で部屋を照らす間接照明もおしゃれ住宅にはおすすめです。
トータルコーディネート
店舗から住宅まで内装デザインを幅広く対応できる会社では、家具、カーテン、壁紙、インテリアなどもトータルコーディネートできるケースもあります。
住宅のテイストに合わせ、デザインや色を選んで、まとまりのある空間に仕上げる相談が可能です。
内装テイストの事例紹介をチェックして選定した会社ならば、イメージを伝えることで理想とリアリティのいいとこ取りの提案をしてくれます。
モダン、洋風、シンプル、ナチュラルなど、さまざまなテイストがありますが、施工事例を見ることで好みのテイストを見つけることもできます。
アバウトな考えしか持っていないのなら、見学会などに参加するのもおすすめです。
おわりに
いかがでしたか。住宅の内装デザインをカタチにするためのヒントをご紹介しました。
生活スタイルに合わなくなることがあるので、おしゃれな内装を見たまま取り入れるが良いとは限りません。
素材、色、質感など、バランスをしっかり考えなければまとまりがなくなることが理解できたかと思います。
ぜひ、施工会社と打ち合わせを重ねて快適な住環境をつくってみてください。
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